薬局薬剤師が知識不足を実感する時&対処法

薬局で薬剤師として働いていれば、患者を前にした際自分の知識不足を実感することは少なくありません。特にまだ薬剤師になって何年も経っていない若手の時には、そうしたさまざまな困惑する場面に遭遇しやすいものです。この記事では、薬剤師あるあるケース&おすすめの対処方法を下記にご紹介します。

【1、患者からあまり知らない薬について聞かれた時】

薬剤師と患者

薬局薬剤師は患者さんから処方箋を受け取って薬を用意すると、患者にそれを渡す際説明をしますね。その際、患者からよく知らない薬について聞かれる時があります。例えば患者が以前服用していた薬や人から聞いた薬、市販薬などです。

現在、次々に新薬が開発されて世に出ている中、どうしても分からない種の薬名に遭遇することは例え日頃どんなに勉強していようが必ずあるものです。

そうしたときは「分かりません」で終わっては患者さんの信頼を得ることは難しいですし、知ったかぶりをして適当に答えるのは論外です。ではどうすべきか?そうした場合は素直に「申し訳ありません。質問のお薬について詳しくないので調べてからお答えしたいのですがいかがでしょうか?」くらいで伝えると良いでしょう。

その際気を付けたいこととして、患者さんに選択肢を提示することです。時には急いでいる患者さんもいるでしょうし、逆に時間をかけてでもしっかり調べてほしい人も多いはず。

そんな時、ただ唐突に「調べますのでお待ちください」ではなく、その場で待ってもらうのか、再来訪してもらうのか、あるいはのちほど電話で教えて欲しいのか・・いずれの返答方法にするかを時と場合に応じて患者さんに聞いて選んでもらうのが最も満足度を高める方法といえます。

近年はとりわけ薬局業界で「かかりつけ」というキーワードが重視されてきており、患者さんに選ばれるかかりつけ薬剤師の需要はとても高いものがあります。患者さんの満足度を高める工夫をすることで結果的にご自身のキャリアアップ・給与アップにも繋がっていくでしょう。

【2、処方箋に疑問点があるものの、疑義照会に気後れしてしまう時】

疑問

患者さんから受け取った処方箋を目にした際、記載の薬や周辺情報に関して疑問をもってしまうことが稀にあるかと思います。薬剤師は通常そうした時、疑義照会※を行ってから調剤しなければなりません。

(※疑義照会・・・『処方せん中に疑わしい点(疑義)がある場合は、発行した医師等に問い合わせて確かめること (照会)ができるまで調剤してはならない。』薬剤師法第24条)

経験が少ないほどそうした疑問はもってしまうものですが、薬剤師自身ご自分の知識不足が分かっているだけに、医師に対して自信をもって疑義照会することができないという方は多いようです。しかしながら、そうした時は迷わず疑義照会をすることをおすすめします。

薬剤師は医師とは別の立場として患者さんの生命の危険や健康上のリスクを想定して未然に防ぐ役割を担っています。現在の医薬分業という体制は、医師と薬剤師が医療と薬それぞれの専門家として対等の立場に立って向き合うことが、患者にとっての最大の利益になるという意味を大いに含んでいるのです。疑義照会はそうした意味において欠かせない薬剤師ならではの大切な業務なのです。


上記のように薬剤師が知識不足を実感することは日々の仕事でよくあるもの。薬なんて現在とんでもない数があり、医療用医薬品は約17000点、市販薬が約11000点となっています。

やはり日頃から本などで積極的に知識を吸収することを怠らないように心掛けておきたいですね。何事も最初は誰だって未経験なのですから、その都度問題と真摯に向きあって乗り越えつつ、日頃からの勉強もしっかり行うことで成長することができます。

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